11月21日に『インパクション133』を配本しました。
11月29日にマリアローザ・ダラ・コスタ編『医学の暴力にさらされる女たち』を配本します。
本年はあと『「源氏物語」と戦争』、『文学史を読みかえる6』を刊行します。(2002.11.25記)


11月21日に『インパクション133』を配本しました。
11月29日にマリアローザ・ダラ・コスタ編『医学の暴力にさらされる女たち』を配本します。
本年はあと『「源氏物語」と戦争』、『文学史を読みかえる6』を刊行します。(2002.11.25記)


ジュンク連続トークセッション
ストリートをとりもどせ!

ストリート=路上を舞台に、摩擦と混沌が生み出す「音の力」。
はりめぐらされた管理体制をあぶり出し、はみ出し、そして超えていく路上音楽/芸能の数々――。
ちんどん、大道芸からジャズ、歌謡曲、レゲエ、ヒップホップまで縦横無尽に紹介しつつ、音楽、そして
ストリートの持つ共同性と可能性を探ります。ぜひご参加を!


vol.2 ストリートを
 とりもどせ 
 日時・2002年10月25日(金)18時半〜
 出演・酒井隆史×平井玄

vol.3 ストリートの
 秘儀と奥義
   ――〈現場〉の創出
 日時・2002年11月17日(日)16時〜  
 出演・東琢磨×鈴木慎一郎

※要予約制(定員40名)。
ジュンク堂書店池袋店1Fサービスカウンター
もしくは電話(tel 03-5956-6111)にて
お申し込みください。
※場所は各回いずれも
ジュンク堂書店池袋店4F喫茶コーナーにて
(池袋駅東口より目白方面へ徒歩5分
東京都豊島区南池袋2―15―5)
※入場料・各回1000円(ドリンク付き)
ブックフェア同時開催!
お問い合わせ;インパクト出版会(担当・須藤)(2002.10.23記)


ジュンク連続トークセッション
ストリートをとりもどせ!

ストリート=路上を舞台に、摩擦と混沌が生み出す「音の力」。
はりめぐらされた管理体制をあぶり出し、はみ出し、そして超えていく路上音楽/芸能の数々――。
ちんどん、大道芸からジャズ、歌謡曲、レゲエ、ヒップホップまで縦横無尽に紹介しつつ、音楽、そしてストリートの持つ共同性と可能性を探ります。ぜひご参加を!

vol.1 ちんどん的歩行論  
 日時・2002年9月27日(金)18時半〜
 出演・大熊ワタル×高田洋介(東京チンドン倶楽部)×東琢磨

vol.2 ストリートを
 とりもどせ 
 日時・2002年10月25日(金)18時半〜
 出演・酒井隆史×平井玄

vol.3 ストリートの
 秘儀と奥義
   ――〈現場〉の創出
 日時・2002年11月17日(日)16時〜  
 出演・東琢磨×鈴木慎一郎

※要予約制(定員40名)。
ジュンク堂書店池袋店1Fサービスカウンター
もしくは電話(tel 03-5956-6111)にて
お申し込みください。
※場所は各回いずれも
ジュンク堂書店池袋店4F喫茶コーナーにて
(池袋駅東口より目白方面へ徒歩5分
東京都豊島区南池袋2―15―5)
※入場料・各回1000円(ドリンク付き)
ブックフェア同時開催!
お問い合わせ;インパクト出版会(担当・須藤)
(2002.9.18記)


暑中お見舞い申し上げます
 年報死刑廃止も無事刊行でき、獄中の死刑囚へも差し入れしました。毎日、礼状が届いています。彼らにとっては切実な問題ゆえ、ていねいに読んでくれています。
 この年報死刑廃止の編集委員を務めてくれていた対馬滋さんが8月4日午前5時41分、川崎市川崎区の社会保険病院にて亡くなりました。享年52歳でした。
 対馬さんは死刑廃止フォーラム90創立以来のメンバーで、この数ヶ月、ガンとの闘いを続けてきました。
 彼は元「創出版」の編集者で、雑誌『創』を編集する過程で死刑問題に着目し、死刑囚との取材目的での接見を勝ち取るべく、木村修治死刑囚と共にアクセス権訴訟を提訴、最高裁まで闘いました。私が木村修治死刑囚との確定後の出版目的での接見を求めた裁判を提訴したのも、実をいうと対馬さんからの示唆によるものでした。彼は私の裁判の会議に毎回参加してくれました。彼は常にやるべき事をやり、地味に死刑廃止運動を支えてきました。
 私は7月15日以降4回、面会に行きました。最後の面会は緩和ケア病棟に転院した翌日、つまりなくなる前日でした。病室には愛猫裕太が来ており、対馬さんは2カ月ぶりにこの猫に会うことが出来たのです。最後の3週間は入れ替わり立ち替わり、彼の死刑廃止運動の仲間が病院を訪れ、彼を力づけました。お父さんの挨拶に、僕には財産もなにもないけれど、全国にこれだけの友人がいるのが財産だ、といったと言います。こころより、ご冥福を祈りたいと思います。(2002.8.9記)


インパクション131号は7月5日に取次配本となります。
またまた200頁、しかし定価据え置きの1200円+税です。よろしく。
年報死刑廃止2002は、その1週間語の15日配本を予定しています。
                           (2002.6.28記)


小社も加盟している出版流通対策協議会で以下の声明を出しました。


▼メディア規制3法案に反対する
2002年5月16日
                  出版流通対策協議会会長・菊地泰博
                  東京都千代田区飯田橋3-2-5現代ビル内
                  03-3221-1094 FAX03-3221-1193

 今国会で成立が画策されている「人権擁護法案」「個人情報保護法案」、そして「青少年有害社会環境対策基本法案」に断固反対します。
 「人権擁護法案」は不当な差別・虐待や報道機関による人権侵害に対して法務省の外局として設置した人権委員会が「特別救済」の対象とする、「個人情報保護法案」はIT社会での個人情報の適正な取扱に関して本人からの苦情の申立に基づき監督大臣が違反の疑いのある事業者に勧告や命令を出す、「青少年有害環境対策基本法案」は「青少年有害社会環境対策を総合的に推進し、もって青少年の健全な育成に資する」などという、それぞれもっともらしく口当たりのいいことを唱いながら、とりわけ個人情報保護法案は個人を国家の管理の下に置き、監視社会化をさらに押し進めるメディア規制法に他なりません。国家がメディアを規制するのは暗い社会への入り口でしかありません。
 なるほど今日の出版や報道は、センセーショナリズムに満ちた事件報道、それにともなうプライバシーや人権の侵害、記者クラブに一元化された新聞報道や、皇室への理由なき賛美報道など、権力にへつらい、売れれば何を言ってもいいというようなレベルのメディアが少なくありません。それを言論や表現の自由という言葉で居直り、少数意見の擁護や、真実の探求と報道、権力犯罪への挑戦といった出版や報道の初心を忘れたメディアが跋扈していることも事実です。
 しかし、これはメディア・出版人自身が読者とともに自ら解決していく課題であって、国家が力で介入して規制することは許されないことです。これは言論、報道、出版という、人間が人間として生きるためのどうしても守られなければならない権利、それも憲法でも保障されている権利を侵害することであるからです。
 いま、この悪法を成立させようとしているのは、有事法制関連3法案の成立と連動しているとしか思えません。いまこの国は、このメディア規制3法でメディアに対する有事法制を敷き、国家にまつろわぬものを弾圧できる法を整備し、いつでも戦争ができる国家体制を作ろうとしているのです。
 私たち、出版を生業とするものは、この3法案の成立は私たちの職業倫理に反し、私たちの存在を否定する法であるという認識のもとに、この法案の成立に断固として反対します。
∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
                     (2002.5.24記)


インパクション130、やっと4月25日早朝下版。連休で刊行が遅れてしまいます。配本は9日になる予定です。
また『安田さんを支援する会』ニュースの1〜20号のオンデマンド出版(初版100部)も連休明け刊行の予定。4000円+税です。ご予約下さい。
                   (2002.4.26記)


インパクション130、やっと4月25日早朝下版。連休で刊行が遅れてしまいます。配本は9日になる予定です。
また『安田産を支援する会』ニュースの1〜20号のオンデマンド出版(初版100部)も連休明け刊行の予定。4000円+税です。ご予約下さい。
                   (2002.4.26記)


今年は正月以来破竹の勢いで、4カ月で7冊も刊行した。2人半の会社としては少なくない生産量であり若干くたびれ果てている。しかし連休中に『インパクション130』を刊行する。一体いつになったら、ゆっくり本が読めるのか、ゆっくり映画が見れるのか、本の生産者は絶望的な気分になるのである。
今年の刊行図書 
『天皇制とジェンダー』加納実紀代 2000円+税 4月15日配本
『新版天皇制と社会主義』伊藤晃 7000円+税 4月15日配本
『有事法制とは何か』纐纈厚 1900円+税 3月23日配本
『文学史を読みかえる5』川村湊編 2800円+税 3月5日配本
『インパクション129』パレスチナ 1200円+税 3月1日配本
『横浜事件 木村亨全発言』松坂まき編 3900円+税 2月7日配本
『豊かな島に基地はいらない』浦島悦子 1900円+税 1月22日配本
                         (2002.4.20記)


またまた出版記念会のご案内です。ぜひご参加下さい。

『横浜事件 木村亨全発言』出版記念会
日時・2002年3月23日(土曜)午後1時30分〜5時
場所・文京区民センター三階301
講演・萩野富士夫「横浜事件の意味するもの」
会費・4000円
主催・インパクト出版会 東京都文京区本郷2―5―11
協賛・横浜事件の再審を実現しよう!全国ネットワーク

伊藤晃著 『日本労働組合評議会の研究』『新版・天皇制と社会主義』刊行を記念する集い
日時・2002年4月13日(土曜)/場所・文京区民センター
第一部 シンポジウム(pm13・30〜17)パネラー=栗原幸夫・鈴木裕子・田中真人
第二部 レセプション(pm17・30〜19)
会費・4000円(シンポのみは1000円)
主催・社会評論社 インパクト出版会
                      (2002.3.20記)


 『インパクション』に連載した浦島悦子さんの沖縄便りを『豊かな島に基地はいらない』として1月に刊行、そして松坂まき編『横浜事件 木村亨全発言』を2月7日に配本しました。
 いま『文学史を読みかえる5』と『インパクション129』を今月中に配本するべく忙しくしております。(2002.2.8記)


森宣雄著『台湾/日本−連鎖するコロニアリズム』の出版を記念して、以下のようなシンポジウムを準備しております。ぜひ、ご参加下さい。(インパクト出版会 深田卓)


戦後日本の「台湾問題」
−独立、人権、そして植民地主義の克服−
◇森宣雄著『台湾/日本−連鎖するコロニアリズム』出版記念のつどい◇

*日時:2002年1月27日、日曜日、午後1時〜5時。5時30分〜懇親会
*場所:文京シビックセンター3階会議室
  地下鉄丸の内線・南北線「後楽園駅」下車徒歩0分。
*会場費・資料代 1000円
*プログラム
0司会趣旨説明:冨山一郎 
報告
1林建良「新しい時代の日台関係に向けて」
2三宅清子「台湾人の人権 台湾と日本における政治犯救援運動の経験と遺産」
3太田昌国「戦後冷戦構造の呪縛 出会うことのなかった台湾」
4松永正義「多元的台湾の自立と日本の植民地主義からの相互的脱却」
5駒込武「講評/討議の諸論点の設定」
6森宣雄「応答」
7ディスカッション

8懇親会(別会場)

報告者・発言者など紹介
冨山一郎 大阪大学教員 著書『近代日本社会と「沖縄人」』『戦場の記憶』日本経済評論社など
林建良 在日台湾同郷会会長 医師
三宅清子 人権活動家 旧「台湾の政治犯を救う会」会員 1988年全米台湾人権会より「台湾人権奨」受賞
太田昌国 第三世界研究 現代企画室編集長 著書『鏡としての異境』影書房、『日本イデオロギー解体新書』現代企画室など
松永正義 一橋大学教員 共訳・共著書『台湾現代小説選』研文出版、『岩波講座 近代日本と植民地』など
駒込武 京都大学教員 著書『植民地帝国日本の文化統合』岩波書店、共著『「慰安婦」・戦時性暴力の実態 日本・台湾・朝鮮編』緑風出版など
森宣雄 日本学術振興会特別研究員 共著『台湾大地震』遠流出版公司

 つどいの趣旨:森宣雄著『台湾/日本−連鎖するコロニアリズム』では、これまでの台湾問題をめぐる、いわば左右の両派(統一派と独立派、大陸派と台湾派として枠付けられ括られる二項対立関係です)の断絶・対立を顧みて、そこに埋もれてきた戦後日本に固有の「台湾問題」の位相を掘り起こし、現在にいたるその軌跡を辿り直すことによって、ある面ではその断絶と対立を克服する展望を開くこと、これを主要なテーマとしています。この「台湾問題」とは普通いわれる国際政治上のそれではなく、(旧)帝国日本と(旧)植民地台湾のあいだの植民地主義の否認−継承において構成されてきた「台湾問題」です。そうしたことから、このつどいでは同書の出版を機会に、この問題ないし課題に関わって、同じような問題意識を持ちながらこれまで対話の機会のなかったさまざまな立場の方々が共にこれまでの問題を振り返り、これからの日台間の関係のあり方を考える機会にしたいと考えております。


                                 (2002.1.8記)


あけましておめでとうございます。
★年末には鈴木書店の破産という出版界を揺るがす大事件がありました。小社も少なからぬ被害を受けましたが、めげることなく、今年も私たちの選んだ本の出版を続けます。
★12月27日の長谷川敏彦さんたち2人の処刑はショックでした。29日に名古屋の葬儀に参列してきました。
★1月中旬に浦島悦子著『豊かな島には基地はいらない―沖縄・ヤンバルからあなたへ』を刊行します。
 本年もよろしくお願い申し上げます。
                              (2002.1.5記)


 12月7日、取次の鈴木書店の自己破産の記事が朝日新聞に出ました。
 ずいぶん前から噂には出ていたのですが、11月15日に大手出版社へ対して出された文書が出回ったことから、出版界は非常な危機感を持ちました。11月29日に鈴木書店による取引420社への説明会が行われました。事前に行われた文書では、各社8月末での売掛金から36%を放棄してもらい、用紙業界、広告業界などから資金を導入して12月1日から新社を立ち上げるという構想でしたが、取引を停止する出版社もあって資金導入に失敗、12月1日から立ち上がるはずの新社は頓挫し、しかし11月末の売り上げから36%を預かり金として控除するという唖然とする方針を出してきました。
 小社としては、取次の寡占化は弊害のみ多く、鈴木書店のような専門書を扱う小取次の存在とその理念に敬意を持っていますので、ともかく足を引っ張るようなことだけはしたくないと7日までは出荷をしようということで実施してきましたが、6日に自己破産の準備に入ったことが伝わってきたので出荷は取りやめました。
 小社としては、注文品の扱い高は多くはないのですが、注文保留と新刊重版委託で売掛金残は結構残っています。今後、鈴木書店経由での販売高が他で確保続けられるように、最大限の努力を払っていきたいと思っています。
                     (2001.12.8記)


 11月9日から12日まで韓国・ソウルへ行ってきました。死刑廃止フォーラム90が呼びかけて、日本から約60名がソウルでの第2回アジア・フォーラムに参加、10月末に上程された韓国の死刑廃止法案の成立を側面から支援しようというのが目的です。
 訪韓の前日に金大中が民主党の総裁の座を降りたための政治的混乱のために国会議員たちは党の問題に忙殺されてしまったために、日本の死刑廃止議員連盟と韓国の死刑廃止議員たちとの会合がキャンセルされるというような事件もありましたが、10日のアジア・フォーラムはアジア八カ国(だったか)と、スウェーデンから国際アムネスティ本部の人間の参加もあって約400人が国会議員会館に集まり盛況でした。
 夜は、YWCAで行われた死刑廃止の芝居(転落していき死刑囚となった青年が被害者の祖母と出会うことによって心が開かれキリスト教に帰依する、しかし彼は処刑される。こんなことが二度とおこならいようにと願いながら。という芝居)も観劇しました。
 10日、西大門刑務所跡の見学、ここには死刑執行場があって、かつて日本が拷問や処刑をしたところ。戦後もこの刑務所で死刑の執行がつい最近までおこなわれていたということです。ここから100人くらいの隊列で平和行進。
 夜は死刑廃止の音楽会。これは2000人くらい集まりました。アイドル歌手や往年の有名歌手が集ったもので、会場は熱気に包まれました。みんなカトリックの歌手だったそうで、枢機卿まで登場して歌を歌いました。
 今回上程された死刑廃止法案が可決されるかどうかは分かりませんが、成立すれば日本の死刑状況にも大きな影響を与えることは必至です。
 なお、11月30日午後7時から明治大学11号館34教室(御茶ノ水駅から5分、旧大学院と富士銀行の間を入った右側)にて、報告会・韓国死刑廃止への道が行われます。韓国からは車弁護士が参加します。アジア・フォーラムの写真も展示する予定です。ぜひ、参加を。
                    (2001.11.24記)


テスト(2001.11.22記)


 10月26日、中野plan-B にて大熊ワタル出版記念ライブ・パーティーが行われました。7時30分からシーサーズ、元絶対零度、十時由紀子トリオ、シカラムータの演奏が10時30分まであり、会場は熱気に包まれ、酒盛りは0時すぎても続きました。
 大熊さんのシカラムータ・インストアライブ(無料)が行われます。
 11月3日ディスクユニオン新宿ジャズ館20時から
 11月4日新星堂ディスクイン吉祥寺14時から
     タワーレコード新宿18時30分から

 インパクション127号を10月26日に配本しました。
定価1400円+税 送料は310円です。9.11「同時テロ」をどう考えるか、この事件を機に戦争できる国家体制に急速に踏み出す日本を、さまざまな視点から考える特集です。ぜひお買い求めください。
                             

(2001.10.27記)